<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:blogChannel="http://backend.userland.com/blogChannelModule" >
  <channel>
  <title>長春紅團筆記</title>
  <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/</link>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="self" type="application/rss+xml" href="https://hongtuan130.kagome-kagome.com/RSS/" />
  <description>近代文学系（明治漢詩俳句文芸、モダニズム文学・満洲文学）、近代東洋史（日本・大陸の諸々軍事系）や東洋近代もろもろ。
西洋史（ナポレオニック仏国と、英国海軍、Sir Sideny Smith中心）帆船小説、など調べ物メモまとめ。</description>
  <lastBuildDate>Thu, 14 Mar 2013 16:19:04 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" />

    <item>
    <title>帰らざる友のおもいで</title>
    <description>
    <![CDATA[■「帰らざる友のおもいで　名古屋陸軍幼年学校第47期生第三訓育班」入手。<br />えーっと…これ。<br />47期一年生の時に、担任の前田生徒監(S18年9/24に第十四方面軍司令部転出、レイテ・オルモックで戦死)へ送ったハガキ集！！え、これ思いっきりプライベート…！<br /><br />ハガキ集の体裁は、表裏両面を一面にしてコピー製本したもの。<br />生徒監殿に宛てた住所が、幼年学校・（たぶん）赴任先の住宅・（おそらく）実家っぽいとこ、と三ヶ所もあって、皆どこに出したらいいのか混乱してたのかな…ばらばらである。<br /><br />■前田生徒監はお名前が「矗」と書いて「さかん」と読まれるらしい。陸士48期。<br />ううーんそうか、レイテだったのか。<br />ってあれか、長嶺少佐と同じ時期に幼年学校生徒監から転出された組か、そのあたりの人かなー。<br />と思って見てみた。<br />前田生徒監はS19.9に第14方面軍司令部付でレイテ転出するんだけど、長嶺秀夫少佐（東幼生徒監からレイテ）と同じ時期に転出。<br />この長嶺さんの証言の『郡上踊りの男』って…名幼と郡上近いし…でも違うよね…あれ…？細切れだから証言の詳細分からん<br />http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001100071_00000<br /><br />三訓は前田生徒監のあと後任がなくて二訓制になったらしい。<br />ハガキにはよく風景などが絵が描いてあるんだけど、それは生徒監殿の指示らしい。<br />写生も軍人に必要だからだそう。幼年学校って音楽の授業もあるしね。<br /><br />■それから題名の『帰らざる友のおもいで』はやっぱり加賀乙彦先生のあの『帰らざる夏』からだった。<br />ので、同期生にも受け入れられて好評だったと言うことだろう。…うん。<br />…ていうか、このあたりの人は実名萌えでもいいんだろうか。<br />一応この時期は軍籍にあるから軍人として見ていいよね…うん。<br />ちなみに加賀先生は二訓のフランス語専攻。<br /><br />昭和１８年の星の生徒であるエリート軍人のたまごくんたちの夏休みと、彼らと時代の雰囲気がよくわかるるる。<br /><br />■てかこれがまた…むちゃくちゃ萌えるんだが…！担任教官へのはがきヤバイはがき！<br />かわいすぎる…！<br /><br /><img alt="" src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/207542825.jpg" height="321" width="430"><br />鹿間くん…絵もきちんとまとめてるし達筆だし文章もしっかりしてはる…！！<br />でも、最後のとこに一箇所だけ誤字して消してるとこがかわいさ際立ってる。<br />このように『家に着きました』報告をみんな出してるみたい。<br /><br /><img alt="" src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/207545441.jpg" height="321" width="430"><br />「夏の目標はアイスクリームの誘惑に負けず一個も食べないことです」おいｗ増岡ああｗｗｗ<br />こういう茶目っ気が少年だのう。<br />海軍さんの街横須賀にいるってことも決戦色濃いって感じたのかなー。<br /><br /><br /><img alt="" src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/207553006.jpg" height="321" width="430"><br />『毎日漫画ヲ　読ンデ愉快二　生活シテ居リマス』野本ぉｗｗｗｗ<br />このカタカナと漢字が（現代人のわたしには）おちょくってる感じがしていいなこれｗ<br />しかもフクちゃんｗ<br />まあ云うても勉強してるだろうけどねこのこたち！<br />こういうジョークを生徒監殿に出せるくらい、和気あいあいであったのだな、と推察できる。<br />まだ１８年だし、それに中学生だからねえ。<br /><br /><img alt="" src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/207559299.jpg" height="321" width="430"><br />お気楽でいられないこもいる。<br />雨に降られた後、銃剣のさやにサビ発見した中村君！！！<br />すっごい反省してる…武士の魂にいいい！！って。しかし素直だ。<br />すっごい手入れし直したんだろな…あんまり怒られてないといいな…。<br />ていうか優しげな達筆…！<br /><br />謝罪系の手紙では他に…夏休み中に『宜 戦 の 詔 勅 』を な く し ま し た！って子とかいるんだけど…！<br />え、ちょ…もっと大丈夫だったのか…？！！新学期早々怒られなかったかな…心配！！<br />でもたのしく遊んでまーす！みたいな事も書いてるから無問題か？<br />あと内容はわからないけど、「不心得なる行為」に「ご寛大なる御処置」ありがとうございましたああ！ってほんとに凄い謝ってるこもいる。<br />なにしたんや…。<br /><br />あと、ちょうエリートのたまごが「冬休み中に学校へ残留だし（詳細不明）、尻上がり（逆上がりのことか）も出来ないので心配です」って担任に送ってるううう！<br />自分メモ：休日の 鉄棒に来て 少年が 尻上がりに世界に入って行けり　佐藤通雅『水の涯』<br />まさにこの世界だなあ…佐々木くん。さっきみつけた http://j.mp/bDay0G<br /><br />ヤバイ、どのはがき見てもにこにこするよう！買って良かった！！<br /><br />■あと、これだけS18～19年正月の投函済みハガキが集まってる資料ということも色々興味深い。<br />担当員の書く「閲」の（スタンプでなく肉筆）の酷さｗ<br />一生懸命描いたであろう絵の上に書かないであげて下さいよ…。<br />同じ筆跡でわざわざ「〇〇様方」の苗字書き忘れ・差出人名の下に「拝」って書き足してる…！いらん親切！<br /><br />まあまた今度ほかのもご紹介。<br />]]>
    </description>
    <category>近代東洋史</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8F%B2/%E5%B8%B0%E3%82%89%E3%81%96%E3%82%8B%E5%8F%8B%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%A7</link>
    <pubDate>Mon, 13 Dec 2010 13:58:17 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/29</guid>
  </item>
    <item>
    <title>「お初ちゃん」という時代の暴力性</title>
    <description>
    <![CDATA[■上田トシコ『お初ちゃん』読んでててムカついてくる。<br />
話も面白いし凄くおしゃれ。お初ちゃん達キャラも可愛い。<br />
悪くない。<br />
周囲にも社会的にも金銭的にも恵まれた「当時の憧れ」な天真爛漫な女子高生。<br />
彼氏はイケメン東大生でとっても優しくて、このカップルとってもかわいい。<br />
他のキャラも面白いし、魅力的なのでキャラ云々ではない。<br />
ただただ根底にある1960年代の強引さっていうか、とにかく風潮が合わんようだ。<br />
作品にはなんの落ち度もない。すごくおもしろい。<br />
ただただ設定された時代風潮に不快感を持つ。なんなんだろうなー。<br />
もともと昭和30年前半以降の(一部除いて）日本現代史に急激に食指動かなくなるからな、そこらが原因だろうけど。なんかあの無責任にみえる風潮がムカつく（って失礼なことを思う）。<br />
<br />
お初ちゃんはさー屈託なく恵まれて生きてるの。<br />
イケメン東大生（卒業後雑誌記者になる）の彼氏持ちの女子高生で、やりたい事やって生きてる憧れ。自由でキラキラしてて、ちゃっかりしててかわいい。<br />
でも同じ屈託なく生きてる、使用人の子って不当に扱われるのには断固拒否するけど、弁えもって自分の責務を果たして生きてる『フイチンさん』の、フイチンさんの方が好きだな。<br />
<br />
たぶんそれは、個人のパーソナリティとしての設定じゃなく、時代性だと思う。<br />
そこが1950年代に描かれた（設定は戦前満洲だけど）フイチンさんと、1960年の娯楽雑誌「平凡」連載のお初ちゃんとの違い。<br />
あの時代は勢いは解るんだけど無責任感を感じて苦手…。<br />
そういう意味で上田先生はすごいなあって思うんだけど、まあそんな感じ。<br />
<br />
でもほんとうにキャラの線もスタイルもファッションもおしゃれで、話もウィットに飛んだ風刺も織り込んでて、上田トシコ『お初ちゃん』オススメ！<br />
当時女子校で流行ってた【エス】（マンガ内ではマリア様がみてるのスール的な感じのもの）も、ちゃっかりしてる後輩を描いててしっかり裏表描いてる。<br />
<br />
■『フイチンさん』は、戦後に戦後の異民族社会を描いているのに、普遍的な心のありようを描いてるので非常に読みやすい上、風俗がリアルで素晴らしい。<br />
その設定された物語背景に、戦後日本の民主主義を上手く反映して描いてるんだけど「満洲」の雰囲気は壊してない。お話として矛盾していない手腕も興味深いよよよ。]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E3%80%8C%E3%81%8A%E5%88%9D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E6%80%A7</link>
    <pubDate>Sun, 28 Mar 2010 15:55:45 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/33</guid>
  </item>
    <item>
    <title>のらくろのパラレル系譜。</title>
    <description>
    <![CDATA[■のらくろには大きく分けて、２つのパラレルがある。<br />
<br />
１－１は、戦前の少年倶楽部連載および単行本の系譜。<br />
１－２としての、戦後に単行本で出て、最終的におぎんちゃんと結婚して喫茶店やるバージョン。<br />
戦前の話と直接つながっているわけでもなく、田河水泡先生自身の描き方もかなり違ってるので、個人的にはこれもパラレルとしたい。<br />
<br />
２つめは、戦後にリバイバル版として新しく書きなおされた「普通社」「ろまん書房」。<br />
読者層が大人になっている（むしろ、かつて少年だった大人へ、向けというか）。<br />
ここのサイトが詳しいので参照に。<br />
２－２として、雑誌『丸』に連載されて、のち単行本『のらくろ自叙伝』になった話。２－１とだいたい同じような話の内容。<br />
<br />
あとは各種パラレルも少数（特に戦後すぐ、のらくろがいろんな職業やったりする話も多い。<br />
「なぜか」一時期近代デジタルライブラリーで閲覧可能になってたｗ『のらくろ珍品草』とか）。<br />
中部日本新聞に連載された『のらくろ』『２代目のらくろ』（平日連載の、だいたい８コマ程度。カラーページ多し）は、のらくろとその息子の話。奥さんも出てくるが外見は似ているものの、おぎんちゃんではなさそう。「母親」という役割以上に付与されたものは感じない。<br />
他にセリフが全てカタカナ表記の『チャメケン』など、他の漫画への準レギュラー出演とか。<br />
中日新聞版『のらくろ』『２代目のらくろ』および『チャメケン』は単行本化していない模様。<br />
各種、掲載新聞および雑誌で確認するしかない。<br />
（チャメケンは読むのにちょっと手間がかかった。入手がなかなか…）<br />
この各種戦後版に関してはまた今度詳しく。<br />
<br />
■２に共通する点としては、１の戦前とは全く違うこと。<br />
猛犬連隊の他の連隊にいた別犬・野良犬黒吉の話、って感じ。パラレル以前に。<br />
漫画版は第一連隊らしいので、同じ東京（なんて云ってもテラ江戸弁ｗ）なら第三連隊の話って感じ。それくらい違うけど、戦前版のネタもときおり上手く入ってくる。<br />
なかなかおもしろい。今で言う、原作と映像化の時の違いのような。<br />
<br />
■戦後ものに共通するんだけど、ストーリーとして大人向きであるが故に、非常に面白い。<br />
また興味深いのが「猛犬連隊は人材不足であり、将官が早い」こと。<br />
戦争末期を思い出すわ。でも、反戦心理描写や上等兵時代の辺なんかは、田河先生従軍時代である大正末の軍人の「流行ってない」微妙な社会的地位もうまくアレンジして犬社会の中に書き込んである。<br />
<br />
そこらは、テーマの違いと云う感じか。<br />
戦前のテーマは佐藤紅緑作成の「陽気に元気にいきいきと」という中にある「どんな逆境に育っても、決して自分自身を見限ったりするものではない（全集前書から）」。<br />
それって、当時の未来ある少年らが望んだ（＝だから売れた）ものだったろうわけで。<br />
戦後のシニカル色濃い（最も大岡昇平などの平穏な大正期に青年期を送ってる世代特有の、軍隊に対する少し斜めに見た感は、戦前でも既に見えるけどｗ）戦争批判を込めた描き方は、かつての少年が見た現実を投影してるのがテーマなので、感じてしまう戦前版のイメージからとの違和感はテーマ違いだからなのだよね。<br />
でもさすがストーリー面白い…！<br />
<br />
（考え方の違いといえば。<br />
つねづね『のらくろ漫画全集』の手塚治虫の文章に疑問を持ってたんだけど、それは田河先生との世代なんだろうなーなんて思う。<br />
手塚の象狩りの話の読み方は戦後的つか、無理に階級を作ってる感じ。とちょっとだけ。<br />
いや、疑問の本題は違うことだけど、捉え方の問題なのかな。って）<br />
<br />
<br />
■まあ、長く適当なこと云ってたけど。わたし的には。<br />
戦前版：凛々し可愛いかんじの小柄な第一連隊所属<br />
戦後版：江戸っ子いなせな若造の第三連隊所属 <br />
ってイメージ。戦後版は犬耳しっぽがない方がいいかも。デカも戦後版はおおらか田舎青年だな。戦前版は普通のいいとこの子にする。<br />
<br />
<br />
<br />
タグ：のらくろ]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AC%E3%83%AB%E7%B3%BB%E8%AD%9C%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 13:53:16 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/28</guid>
  </item>
    <item>
    <title>のらくろという兵隊の休日。</title>
    <description>
    <![CDATA[■のらくろの孤児設定で『のらくろ自叙伝』にあった一文が本当に忘れられない。<br />
<br />
「あの涙のように兵舎に溶け込んで、自分と軍隊の化合物になってしまえば、孤独感を引きずってさまよい歩かなくてもすむだろう、と思った」　<br />
<br />
日曜に、帰る家のある戦友達を見送って。冬の空を見上げたら涙が窓枠に零れたという一節。<br />
<br />
■それでのらくろは詩を作るんだけど、それが田河先生のダダイスト的なものがすごく出てる注目すべき詩。<br />
「これはおれの涙だ     　　でもおれは否定する<br />
  俺は泣いた覚えはない　   涙よ、お前こそ孤独だ」<br />
涙が窓枠に染み込んで孤独でなくなった様に、自分も軍隊に染み込んだら孤独じゃない…！<br />
そして、己自身（の感情の発露）である涙を否定することで新しい自身を腕づくで作り出してる。<br />
<br />
泣いてなんかない！ってのらくろ意地っ張りだから…！！いいこだなああホントに！！<br />
いつも元気で朗らかなのに、内面では孤独感を自分で克服しようとしてるとこが、ホントに可愛くていじらしくて立派すぎるよ…！！！つよいこのらくろ！！<br />
<br />
■戦前版でも、のらくろがこじであるという話をみんな知ってて、普通のことのように云わせてるから、余計に響くというか。<br />
デカも別に「ああ、班長どのは家族がいないから可哀想だ」とか云ったり、家族のことを下手に隠したりしないで、同情を一切描かないのもいいなあ、と心に残る。<br />
]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%85%B5%E9%9A%8A%E3%81%AE%E4%BC%91%E6%97%A5%E3%80%82</link>
    <pubDate>Fri, 12 Mar 2010 14:58:10 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/31</guid>
  </item>
    <item>
    <title>三段論法で井上武彦『同行二人』</title>
    <description>
    <![CDATA[■NHKで『北京のイケメン警官』のドキュメントをやっていたことがあった。<br />
確かに爽やか男前警官。でもソレ以上に、こ番組紹介の文から見るに「自分から、自分のやれることを自分の仕事において精一杯やる」姿勢がイケメンちゅーか男前なんだろなー。って思ったりり。<br />
<br />
伝説になってプロパガンダに使われちゃってた雷峰の話だって、根本的には「自分のやれることを最大に、自分を弁えつつ人のためにする」ってことが大きいと思うのだけれど。<br />
現実はその逆とか尾ひれついてるだろとか色々あるが、それでも責任感の大切さは変わらんし、日本の軍神だって今だからもっと評価されていい人多いよね。<br />
<br />
軍神といえば佐久間艇長。<br />
責任感に危機迫るものを感じる。<br />
艇長の話を絡め、潜水艦の密室を舞台に、真珠湾の旧軍人のひとりがモデルの植物的な笑みを見せる青年少尉を観察する軍医視点で書いた、井上雄彦「同行二人」はなぜ復刊しないのか。（漸く本題）<br />
三島由紀夫が「俺には書けない」って絶賛悔しがった名作だぜ！<br />
<br />
戦闘する集団でも外部と隔絶された密室潜水艦で直面せざるを得ない「死」の概念を、野性の咆哮で対峙するか、観念として受け止めるかっていう対立心理劇も面白い。<br />
少尉と艇付の二人の男の関係性も、対局と融合と二重性で二人が死を見つめる様を、美しい文体でうまく表現してて文学として秀逸すぎ。<br />
<br />
少年じみててあわあわと植物的な坂田少尉のイメージ…草加拓海＠かわぐちかいじ『ジパング』なんだよお。外見。四郎様もいい。とにかくアレ系。<br />
（坂田少尉のモデル（あくまで人物設定のみ）は酒巻和男少尉。そこらもちょっと考えると興味深い感じ）<br />
稲田二等兵曹は山中しかない。<br />
あと、更に二人の暮らしをおはようからお休みまで見つめる軍医（主人公）は、米倉のイメージで。<br />
<br />
原題は『死の武器』、直木賞59回候補作を改題したのが『同行二人―特殊潜航艇異聞』。<br />
大佛次郎が「叙述が細密すぎて」って云うけど、ソレがいいんじゃないか…！<br />
大佛先生、わかってない！！！！！<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
タグ：戦後文学]]>
    </description>
    <category>近代文学</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%AD%A6/%E4%B8%89%E6%AE%B5%E8%AB%96%E6%B3%95%E3%81%A7%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%AD%A6%E5%BD%A6%E3%80%8E%E5%90%8C%E8%A1%8C%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%80%8F</link>
    <pubDate>Mon, 01 Mar 2010 14:45:12 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/30</guid>
  </item>
    <item>
    <title>正珠爾礼布（ジョンジュルジャップ）の陸士卒業期と、こうえい。</title>
    <description>
    <![CDATA[■正珠爾礼布（ジョンジュルジャップ）中校の日本名が「田中正」なのが、頭で判っててもなんだか納得行かない（失礼だろ）。いや、もっと凝った名前つけそうって意味で。<br /><img src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/66956368.jpg" alt="" height="486" width="408"><br />川島芳子（左）と奥さんと一緒の写真のジョン、テライケメン <br />『虹色のトロツキー』でのジョン中校って、やっさんはイケメン度そのままで書いてるよね。<br /> あれのジョンはシャアみたいだ…！<br />溥儀の『わが半生』にも撫順刑務所時代に兄弟で出て来てたような気がする（うろおぼえ）<br /><br />■それはともかく。<br />ジョンは陸士何期卒なんだっけって気になった。<br />Twitterでアドバイスいただき、どうも40期あたりということがわかる。<br />なのでとりあえず陸士40期を見てみたけど、名簿には一応載ってないので留学生枠っぽい。<br />日本名を名乗ってた時期だと思ってたので、田中正も探すが該当なし。<br /><br />そのかわり、39期に中華民国留学生20期生の黄瀛がいるので、その一期下の留学生21期とアタリついた！<br />黄瀛は日中ハーフの詩人。<br />与謝野鉄幹夫婦や高村光太郎に師事し、陸士中華民国留学生20期に。<br />国民党軍人になり、終戦後は友達の草野心平はじめ日本軍人の大陸帰還を世話したっていう人。<br />もっと世に出るべきやと思うよー文化や詩史的にも。→<a href="http://www.asahi.com/international/aan/column/050718.html" title="">参考頁</a><br /><a href="http://www.asahi.com/international/aan/column/050718.html"></a>（自分メモ：<a href="http://ci.nii.ac.jp/naid/120001158062" title="">岡村民夫「詩人黄瀛の光栄―書簡性と多言語性―」</a><br />…全然違うと思うんだけど、この題名…ギャグ…？「こうえいのえいこう」…そんなこと思ってごめんなさいorz）<br /><br />■で、『康徳元年版満洲国名士録』を探す。<br />1906年生まれ、父・巴布礼布将軍の戦死後に旅順第二小を卒業し来日。<br />25年府立六中卒。加賀乙彦先生の先輩だ！<br />中学時代は日本名：川島成信を名乗る。で、肝心の陸士では漢名：韓紹宏を称してたと云う記述が。28年には満鉄入社。<br />なんと。そりゃ見つからんわ。本名と田中正で探してたもん。変名で入ってたとは知ってたが漢名とは。<br />でもって『清末民初留日陸軍士官學校人名簿』韓紹宏を探したら無事19期に韓紹宏の名があった。<br />入学卒業年も一致するので40期相当。兵科は歩兵。<br />1928年卒業の中華民国留学生19期だったので21期<br />でなかったし、黄瀛の一期上だった。<br /><br />やー…敗因は また別名義の変名 だった事orz<br />ものを調べるには調べ方の基本を抑えないと面倒くさいことになるよと言うこと。<br />として、昔と云っても近代は特に、意外にちょっと調べたら誰にでも判っちゃうことがある程度沢山あるから、歴史物書くのって難しいよねー。<br />よく調べないとフィクションて言い訳じゃ済まされないほどボロ出るもんねーっつー話。<br /><br />あと人名辞典だいじ。まじだいじ。だって住所電話番号家族構成書いてある人まであるもん。<br />ちなみにジョン、実兄より記述が多かった。<br /><br /><br /><br />タグ： 陸軍　満洲・大陸<br />]]>
    </description>
    <category>近代東洋史</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8F%B2/%E6%AD%A3%E7%8F%A0%E7%88%BE%E7%A4%BC%E5%B8%83%EF%BC%88%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%89%E3%81%AE%E9%99%B8%E5%A3%AB%E5%8D%92%E6%A5%AD%E6%9C%9F%E3%81%A8%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%84%E3%80%82</link>
    <pubDate>Thu, 25 Feb 2010 12:37:20 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/27</guid>
  </item>
    <item>
    <title>野良犬黒吉あて召集令状</title>
    <description>
    <![CDATA[■『のらくろ召集令』表紙見返しに召集令状が！！<br />
<br />
<a href="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/67313925.jpg" target="_blank"><img src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/Img/1354445218/" alt="" /></a><br />
 明朝朝飯後に連隊本部集合ってこの赤紙厳しいｗ<br />
<br />
田河先生の筆跡可愛い！「ら」にこだわりが。<br />
のらくろは、大陸で探検やるために辞めてるので赤紙が来る。<br />
豚との戦争が終わったら、こんどは山猿軍との戦いなのです。<br />
青年誌向ぽくなったというか、兵隊さん達のボヤキがリアルで面白いｗ<br />
のらくろは相変わらず元気！！！<br />
<br />
■山猿国との国境にある村の犬村長かっこいい。<br />
自分たちの村を守るため、山猿の参謀に咬みついて勝った！！<br />
<br />
猿達に「あいつかみつくからなあ」って言われてて、あの村長すごいな。って恐れられてるｗｗ<br />
 しかも犬村長、猛犬連隊に「早く迎撃しろ！」って鳴り込んだｗｗカッコ良すぎるｗ！<br />
<br />
テキサス大佐がいい味のキャラ。<br />
士官学校生徒隊長だったから、実戦経験のない新米連隊長（ブルさんが退役）とか！<br />
モール大隊長また苦労ばっかｗ <br />
で、従兄弟のブルさんに泣きついて素直に指揮官引くとか、ブルかっけー！<br />
<br />
<br />
タグ：田河水泡]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E9%87%8E%E8%89%AF%E7%8A%AC%E9%BB%92%E5%90%89%E3%81%82%E3%81%A6%E5%8F%AC%E9%9B%86%E4%BB%A4%E7%8A%B6</link>
    <pubDate>Sun, 21 Feb 2010 10:45:11 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/26</guid>
  </item>
    <item>
    <title>のらくろ自叙伝</title>
    <description>
    <![CDATA[■田河水泡『のらくろ自叙伝』<br />
これは漫画じゃなくて、小説仕立てののらくろ自伝である。<br />
<br />
戦後に雑誌「丸」で新しく書きなおされた版（ハードカバーの、通常思い浮かばれる戦前単行本や、それに続く戦後3部とは派別のもの）が基準になってるみたい。戦前版と違う。<br />
その戦後「丸」連載版は、猛犬連隊の他の連隊にいた別犬・野良犬黒吉の話、って感じ。<br />
パラレル以前に。<br />
漫画版は第一連隊らしいので、同じ東京なら第三連隊の話って感じだなあー。<br />
<br />
だが格段に設定がリアル。<br />
鬼班長にビンタされてるしｗ<br />
のらくろかなり口悪い！中隊長のこと安手っぽいて！こら！ハンブルと入営から戦友設定か。<br />
これはこれで面白い！<br />
テラ江戸弁ｗｗｗ あの弁士がアテレコしてる戦前ののらくろ映画くらい強烈すぎるｗｗ<br />
<br />
そして。<br />
戦 後 版 の ら く ろ は、し っ ぽ の 先 が 白 い！<br />
 うん、別犬だ！ｗｗ<br />
なんかねーイメージは、やせぎみのいなせな兄ちゃんって感じ。<br />
戦前版のかわいらしさとは別ものやなー。考え方も言葉遣いも違うし。<br />
<img src="//hongtuan130.kagome-kagome.com/File/66726243.jpg" alt="" /><br />
なんかタンタンを引き伸ばした感じだ中隊長…！<br />
<br />
■なんつーかやっぱり掲載誌の違いと云うか青年向けで、話も悲哀とかそんな感じで、でも戦前と変わらぬシニカルな感じ。<br />
しかしストーリーとして大人向きであるが故に、非常に面白い。<br />
また興味深いのが「猛犬連隊は人材不足であり、将官が早い」こと。<br />
戦争末期を思い出すわ。<br />
でも、反戦心理描写や上等兵時代の辺なんかは、田河先生従軍時代である大正末の軍人の「流行ってない」微妙な社会的地位も書き込んである。<br />
そこらは、テーマの違いと云う感じか。<br />
<br />
戦前のテーマは佐藤紅緑作成の「陽気に元気にいきいきと」という中にある「どんな逆境に育っても、決して自分自身を見限ったりするものではない（全集前書から）」。<br />
<br />
それって、当時の未来ある少年らが望んだ（＝だから売れた）ものだったろうわけで。<br />
戦後のシニカル色濃い（最も大岡昇平などの平穏な大正期に青年期を送ってる世代特有の、軍隊に対する少し斜めに見た感は戦前でも既に見えるけどｗ）戦争批判を込めた描き方は、かつての少年が見た現実を投影してるのがテーマ。<br />
違和感はテーマ違いだからなのだよね。でもさすがストーリー面白い…！<br />
<br />
■まあ、イメージとして。<br />
戦前版：凛々し可愛いかんじの小柄な第一連隊所属<br />
戦後版：江戸っ子いなせな若造の第三連隊所属<br />
という感じ。特に擬人化で考えたら。<br />
戦後版は犬耳しっぽがない方がいいかも。<br />
デカも戦後版はおおらか田舎青年だな。戦前版は普通のいいとこの子にする。<br />
<br />
（とりあえずここまで。また書きなおす）<br />
<br />
<br />
タグ：田河水泡]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D%E8%87%AA%E5%8F%99%E4%BC%9D</link>
    <pubDate>Wed, 17 Feb 2010 10:41:44 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/24</guid>
  </item>
    <item>
    <title>ひげとへいたい</title>
    <description>
    <![CDATA[■髭については明治の「紳士の嗜み」から「兵隊さんの髭」への変化がオモシロイと思う。<br />
<br />
兵隊（将校とかじゃなくて兵隊）の髭って「非日常の象徴」になって、兵隊さんの髭ネタめっちゃ多いし。<br />
ソース：南支で出してた検閲一切なし（！）火野葦平がいた、南支派遣軍報道部編輯の雑誌『<a href="http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA1196166X" target="_blank">兵隊（へいたい）</a>』 <br />
<br />
徴兵と言う制度も関係してるけど、少なくとも昭和期では特に若い男性にとって「髭＝剃るもの」と一般では膾炙してたんだと思う。<br />
軍隊生活・戦争って非日常へ入ってゆくある種の緩衝材（それの存在と共に溶け込んでゆくための媒介）として、髭は否応なく作用してたって言うか（自然に伸びるし）。<br />
<br />
またそれを利用して、『軍』『軍人』の権威付けとして作用させてたとこもあるんじゃないかなー。と思ったり。<br />
<br />
『第一線の戦地って状況下で若いペーペーの人間に髭を許した（特に戦況激化してない余裕あるときからみんな髭生えてる）時の本人たちの自意識』と言う意味で、ある程度社会的に偉い人の髭は民間も軍も共通だと。<br />
<br />
お手軽権威付け。むーちょっと考えてみる。<br />
<br />
<br />
タグ：陸軍]]>
    </description>
    <category>近代東洋史</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8F%B2/%E3%81%B2%E3%81%92%E3%81%A8%E3%81%B8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84</link>
    <pubDate>Wed, 10 Feb 2010 10:16:10 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/23</guid>
  </item>
    <item>
    <title>のらくろ豆知識。世界三大伍長。</title>
    <description>
    <![CDATA[■『世界三大伍長』というのがありまして。<br />
<br />
「のらくろ伍長、ヒトラー伍長、三原伍長（毎日新聞の記者で砲兵伍長）」<br />
どどーん。<br />
ナポレオンちび伍長殿は、世界三大法典のほうでランクインしてるから、今回はおやすみということか。あと奥様も世界三大悪妻でたまにランクインするらしいので…ｗ<br />
まあ単に昭和初期、って時節柄というだけだと思うけど。<br />
<br />
少年倶楽部編集長の加藤謙一が『のらくろ漫画集（１）』で書いてる。<br />
彼の考案かと思ったら木村毅だったのね。<br />
<br />
三原伍長ってのは、毎日新聞記者で元砲兵伍長。<br />
志願満期除隊後、最前線取材の時にむかしの血が騒いで思わず「撃てー！」って云っちゃって、釣られて砲兵もドカーン！て打っちゃったって人ね。<br />
大問題になったらしいけど、その処分はどうなったんだろう…。<br />
<br />
まあ、覚えておいてもあまり使い道のない知識。<br />
<br />
<br />
■世界三代伍長が「のらくろ伍長、ヒトラー伍長、三原伍長」であるならば。<br />
世界三大少佐は「シャア少佐・バンコラン少佐・エーベルバッハ少佐」であろう（1980年代からなら）。<br />
<br />
<br />
タグ：田河水泡]]>
    </description>
    <category>近代漫画</category>
    <link>https://hongtuan130.kagome-kagome.com/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%BC%AB%E7%94%BB/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D%E8%B1%86%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%80%82%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%BC%8D%E9%95%B7%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sat, 06 Feb 2010 10:03:58 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hongtuan130.kagome-kagome.com://entry/22</guid>
  </item>

    </channel>
</rss>