長春紅團筆記
近代文学系(明治漢詩俳句文芸、モダニズム文学・満洲文学)、近代東洋史(日本・大陸の諸々軍事系)や東洋近代もろもろ。
西洋史(ナポレオニック仏国と、英国海軍、Sir Sideny Smith中心)帆船小説、など調べ物メモまとめ。
李連杰の黄飛鴻映画!!一作目。
■『黄飛鴻』91年香港
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明
予告編
主題歌PV
波打ち際で武術修行とか格好良すぎる!!わたしこれ歌えるしw
辮髪が似合う中国人で上位へ私的に食い込む李連杰。
弁髪カッコいいよ辮髪。日本の月代に艶を見るけることができたら、次は弁髪だ。
ホラかっこいい弁髪!!
弁髪は男をイケメンに、より魅せると思うの…!!
(西洋のpig tailも素敵なんだけど、やっぱり分類的には一緒じゃないよね…!別の魅力!)
超難関試験受かった頭良い子たちが、わさわさ弁髪でいる宮廷とかもうなんなのー!だめだ興奮が抑えられない…!!
ジェット・リーが日本に弁髪のエロかわいさかっこよさを布教したようなもんなので、辮髪=リンチェイは間違ってないと思うの!
■ロザムンド・クワンちょう美人!
寳芝林が放火されるシーンで思ったんだけど、阿蘇が真のヒロインじゃねえかって思った。
つか、火災現場を写真に収めたくてたまらない十三姨つえええww
それに連杰かわいい!張学友もユンピョウも可愛いい!ていうか若いよ…!ジャッキーはわたし、キャストクレジット見るまで気づかなかったw
出っ歯メガネで、インテリで英語も話せるのにドジっ子でみそっかすで、でも優しい子の牙擦蘇の役に似合いすぎる!!
■レストランで、フォークの意味がわかんなくて「なんで武器が食卓に?」とか思ってるフェイフォン可愛い…!
牙擦蘇もそりゃ師父を守んなくちゃ!って思うよ!どっちも可愛い!
お医者さんで、武術の達人で弟子から愛されすぎ、ってどんだけフィクションだ!って実在のモデル殆どそのままだから困るw
■何度見ても、寳芝林火災のあとで黄師父が「不平等条約」って書かれた扇子を拾って広げると、不のところだけ焼けてて「平等条約」になってるところは、お話の盛り上がりとして胸に来るものがあるなあ。
焼け跡に皆でぐったり座ってる中で、体育座りでしょんぼりしてる阿蘇もかわいくて釘付けだけど!
しかしなー西欧列強による強制的近代化は、日本の方がまだワンクッションあったわけで、やはりそのクッションのなかった中国のそれは直接的に人が死んで行ったわけだからなあ。
■それから。
西洋人からなんの慈悲もなくためらいもなく、動物化何かのように撃たれ死んでゆく人を見て、柱に持たれて泣く阿蘇へ、一言だけ黄師父が「阿蘇――」って声掛けるシーンは、いつ見ても唇かみしめて胸が締め付けられるのに耐えざるを得ない。
阿蘇は、人が踏みつけられ死ぬのを一番嫌ってる(医者兼武術家)黄飛鴻の心の代弁だろうな…。
武芸の嗜みもない阿蘇を黄飛鴻が高評価するのは、単にインテリなだけじゃないと思うの。
彼は、暴力を振るわれても怒らない弱さである優しさ=強さを持っているから。黄飛鴻と阿蘇は同じなのよな。
英語を話し、米国生活してた阿蘇にとっては、西洋人が中国人を打つことに対して、単純に憤慨する問題じゃない。西洋のいいところ優れたところも知っている、という設定だから故に。
越境者としての哀しみ、そして知識者としての懊悩が、彼には多重に追い詰められてる。
だからこそ彼の感情が初めて爆発した涙を見た黄師父は、己を重ねたのかな、と。
阿蘇が寳芝林を去ろうとした時止めなかったのは、彼が不平等という抑圧と暴力と死にまみれた場所からの逃げでないと感じてくれたから、じゃないかな。
あの阿蘇が、「偽洋鬼子」の立場の人生と立ち向かうことを、彼の洋装と切った辮髪を渡されたことで、西洋へ敢えて立ち向かう決意を見たからだと思う。
黄師父も「黄飛鴻」から逃げ出せないし人生だからな…。
陳腐だろうがなんだろうが、阿蘇はあの時代の外国帰りの人間という背景があってなお、の人柄で、怒らない強さ=負の連鎖を悲しむことが出来る子。
それに対し自分のやり方で立ち向かおうと決断したわけで、それはきちんと黄師父も理解出来てて、一番彼が気持ち的に師父に近いんじゃないかな、と云う妄想。
■なんだ、すっげー語ってるw阿蘇好きだもんww
同じ立場の十三姨はまた…うん、強いおねえさんだよね。彼女も好きだけど!
それから、全然違うけど、サモ・ハン・キンポーの女装、「白蛇成了肥蛇了」ひどいww
中国人て結構女装ネタ多いよねー。
ためらいもなく女装する人が多いしなー、おんらいとかおんらいとかw
「楊貴妃になりたかった男たち <衣服の妖怪>の文化誌」 (講談社選書メチエ)
李連杰、短髪でもかわいいけどね!
カッコ可愛いおっさんリンチェイ!ジェット・リーって英名すら可愛く見えるのは何故だ。
歳とっても可愛い。でも実はジャッキー・チェンとの共演映画、まだ見てないww
早く見なきゃねー。
タグ:映画徒然
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明
予告編
主題歌PV
波打ち際で武術修行とか格好良すぎる!!わたしこれ歌えるしw
辮髪が似合う中国人で上位へ私的に食い込む李連杰。
弁髪カッコいいよ辮髪。日本の月代に艶を見るけることができたら、次は弁髪だ。
ホラかっこいい弁髪!!
弁髪は男をイケメンに、より魅せると思うの…!!
(西洋のpig tailも素敵なんだけど、やっぱり分類的には一緒じゃないよね…!別の魅力!)
超難関試験受かった頭良い子たちが、わさわさ弁髪でいる宮廷とかもうなんなのー!だめだ興奮が抑えられない…!!
ジェット・リーが日本に弁髪のエロかわいさかっこよさを布教したようなもんなので、辮髪=リンチェイは間違ってないと思うの!
■ロザムンド・クワンちょう美人!
寳芝林が放火されるシーンで思ったんだけど、阿蘇が真のヒロインじゃねえかって思った。
つか、火災現場を写真に収めたくてたまらない十三姨つえええww
それに連杰かわいい!張学友もユンピョウも可愛いい!ていうか若いよ…!ジャッキーはわたし、キャストクレジット見るまで気づかなかったw
出っ歯メガネで、インテリで英語も話せるのにドジっ子でみそっかすで、でも優しい子の牙擦蘇の役に似合いすぎる!!
■レストランで、フォークの意味がわかんなくて「なんで武器が食卓に?」とか思ってるフェイフォン可愛い…!
牙擦蘇もそりゃ師父を守んなくちゃ!って思うよ!どっちも可愛い!
お医者さんで、武術の達人で弟子から愛されすぎ、ってどんだけフィクションだ!って実在のモデル殆どそのままだから困るw
■何度見ても、寳芝林火災のあとで黄師父が「不平等条約」って書かれた扇子を拾って広げると、不のところだけ焼けてて「平等条約」になってるところは、お話の盛り上がりとして胸に来るものがあるなあ。
焼け跡に皆でぐったり座ってる中で、体育座りでしょんぼりしてる阿蘇もかわいくて釘付けだけど!
しかしなー西欧列強による強制的近代化は、日本の方がまだワンクッションあったわけで、やはりそのクッションのなかった中国のそれは直接的に人が死んで行ったわけだからなあ。
■それから。
西洋人からなんの慈悲もなくためらいもなく、動物化何かのように撃たれ死んでゆく人を見て、柱に持たれて泣く阿蘇へ、一言だけ黄師父が「阿蘇――」って声掛けるシーンは、いつ見ても唇かみしめて胸が締め付けられるのに耐えざるを得ない。
阿蘇は、人が踏みつけられ死ぬのを一番嫌ってる(医者兼武術家)黄飛鴻の心の代弁だろうな…。
武芸の嗜みもない阿蘇を黄飛鴻が高評価するのは、単にインテリなだけじゃないと思うの。
彼は、暴力を振るわれても怒らない弱さである優しさ=強さを持っているから。黄飛鴻と阿蘇は同じなのよな。
英語を話し、米国生活してた阿蘇にとっては、西洋人が中国人を打つことに対して、単純に憤慨する問題じゃない。西洋のいいところ優れたところも知っている、という設定だから故に。
越境者としての哀しみ、そして知識者としての懊悩が、彼には多重に追い詰められてる。
だからこそ彼の感情が初めて爆発した涙を見た黄師父は、己を重ねたのかな、と。
阿蘇が寳芝林を去ろうとした時止めなかったのは、彼が不平等という抑圧と暴力と死にまみれた場所からの逃げでないと感じてくれたから、じゃないかな。
あの阿蘇が、「偽洋鬼子」の立場の人生と立ち向かうことを、彼の洋装と切った辮髪を渡されたことで、西洋へ敢えて立ち向かう決意を見たからだと思う。
黄師父も「黄飛鴻」から逃げ出せないし人生だからな…。
陳腐だろうがなんだろうが、阿蘇はあの時代の外国帰りの人間という背景があってなお、の人柄で、怒らない強さ=負の連鎖を悲しむことが出来る子。
それに対し自分のやり方で立ち向かおうと決断したわけで、それはきちんと黄師父も理解出来てて、一番彼が気持ち的に師父に近いんじゃないかな、と云う妄想。
■なんだ、すっげー語ってるw阿蘇好きだもんww
同じ立場の十三姨はまた…うん、強いおねえさんだよね。彼女も好きだけど!
それから、全然違うけど、サモ・ハン・キンポーの女装、「白蛇成了肥蛇了」ひどいww
中国人て結構女装ネタ多いよねー。
ためらいもなく女装する人が多いしなー、おんらいとかおんらいとかw
「楊貴妃になりたかった男たち <衣服の妖怪>の文化誌」 (講談社選書メチエ)
李連杰、短髪でもかわいいけどね!
カッコ可愛いおっさんリンチェイ!ジェット・リーって英名すら可愛く見えるのは何故だ。
歳とっても可愛い。でも実はジャッキー・チェンとの共演映画、まだ見てないww
早く見なきゃねー。
タグ:映画徒然
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HN:
永月弥生
性別:
非公開